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毛の長さが特徴的!キムリック

とても賢いマンクスの長毛種

「キムリック」は、別名「ロングヘア・マンクス」とも言われるマンクス種の長毛種です。
「マンクス」は英国領のマン島で発見された猫であることからその名前が付けられた猫であり、ロンドンで世界初のキャットショーが開催されたときにも出品された非常に有名な品種です。

英国生まれのマンクスと異なり、ロングヘア・マンクスことキムリックはのちに米国に渡ってから品種改良をされた猫です。

そのため血統的には近い存在ではあるものの、全く別の場所で誕生したことから現在では別の猫の品種という取扱になっています。

体の特長を見てもマンクスとキムリックは体毛の長さ以外にこれといって異なる点はなく、寿命や体質、性格などもだいたい一緒と考えてよいでしょう。

「キムリック」という名称のもとになったのは英国ウェールズ地方を指すことばである「キムルー」というもので、これはマンクスの故郷マン島から海を挟んですぐの場所です。

マンクスの長毛種はこのキムルー地域から貿易船を通じて北米大陸に持ち込まれたと言われています。
マンクスは英国土着の猫として1920年代には既に品種としての認定を受けておりますが、キムリックはそれからかなり遅れること1960年代になってようやく認められています。

まるでウサギのような移動方法をします

キムリックはマンクス同様に野性味あふれる大柄で筋肉質な体型をしており、丸みのある顔つきが品種としての大きな特長になっています。

マンクスよりも長い被毛で覆われていることがあってか、見た目の大きさはキムリックの方が大きく見えることもあるようです。

中でも四肢と首の周りの被毛は特にふさふさと密度も高く、まるで豪華な毛皮でも着ているかのような雰囲気があります。
顔が大きめであるのに対して耳の大きさは小さめで、丸みのある目とともに優しくおおらかな性格を示してくれています。

非常に賢い猫としてもよく知られており、室内で飼育をしていると自分でドアを開く方法をすぐに覚え、同じ家庭で飼育をされている先住猫や他の動物とも折り合って仲良く暮らしてくれるようです。

動作で特徴的なのが、後ろ足を使って飛び跳ねるようにして移動するという方法です。
これはマンクス、キムリックに共通したもので、前足に比べて後ろ足がかなり長く筋力も発達していることからこのような動きになります。

そのためあまり高いところに上る動作は得意ではないようでどちらかというと低い場所で長く過ごします。
「フロアキャット」と呼ばれることがあるのもそうした特長のためです。

尻尾がほとんど見えないくらいに短いということも大きな特長で、最初は全く尻尾らしきものがないことに驚く人もいます。